2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧
自分で価格を決められない農業システム。 出荷してみなければ分からない「価格」。 今年は安いのか、例年並みか、高いのか。 その中でも「高値」がつくときがあります。 それは、収穫量が少ないときや需要が多いときです。 残念なことに収穫量が少ないときと…
なんでもよく売れた直売所でも、閉店間際の店内でポツンと売れ残っているものもありました。それは、品種や値段が関係しているわけではありません。 答えは・・・。 「汚い野菜」です。 正確に言いますと、汚く見える野菜です。 土付き野菜であっても、きれ…
直売所では野菜だけではなく、農家さん自身が生産した作物を使って加工品を作っている人たちもおりました。 当時はまだなかった言葉でしたがこれはまさに「6次産業」でしたね。 数年後、1次産業=生産 2次産業=加工 3次産業=販売 の数字をそれぞれ足して6…
当時(数十年前)、地域では若手生産者の人数が恐らくトップクラスだったかと思われた直売所でした。 その頃から既に、農業生産者の高齢化問題が出始めていたのですが、そんなのどこ吹く風というくらい、平均年齢も他直売所に比べたら若かったのです。 彼ら…
またしても失礼な書き方「客」。 若い頃「お客様は神様です」の名残がまだあった時代に育った私。 過去のお仕事上、確かにそう思わせていただいたお客様にばかりお会いしていたので、それは間違いのない事実だと信じて疑わなかったのです。ここに来るまでは…
タイトルに「客」と失礼な書き方をしました。私は普段、お客様のことをそのような呼び方をしたことはございません。 ですが、タイトル通りの人がいるわ、いるわのオンパレード。しかもいい歳のおっさん、おばはんばかり。(普段はおじさま、おばさまと言って…
1年に1回、ご来店くださるお客様に動向調査を行っていました。 どこからお越しになっているか、ご来店目的、年代、その他ご意見等を伺い、今後の運営に役立てようというものです。 この調査で分かったことでしたが、市外の方がとても多かったことでした。特…
たくさんのお客様でごった返す日々。 開業当初、「顔が見える」。だから安心。どこの産直売場でも生産者さんの顔写真を売場に掲示していました。さらに、商品に貼付する値段ラベルには生産者さんのお名前と住所、電話番号が記載されていたので、購入する側と…
出すもの出すものがどんどん売れていく中、産直団体では各生産者さんの「売上目標ライン」を提示することになっていきます。 【1日1000円=1年365千円】の売上を達成しなければ団体から除名するというものでした。 1日1000円が高いか安いかという判断は、各…
直売所の欠品は段々と深刻な問題になっていきます。 お客様「午後に来ても買うのがないよね」 お客様「午前中に来るべきかしら?」 お客様「せっかく来たけど、売る気がないのか!」 そんなリアルなお客様の声がたくさん聞こえてくるようになります。 スタッ…